夢や冒険に憧れ続ける心を持ってほしい
これは藤子・F・不二雄先生の有名なフレーズです。
今回は「のび太」という生き方から学んだことをご紹介します。
本書は、ドラえもんのアニメ・単行本に載った物語から学ぶべき大事なこと解説しています。
- のび太メソッド
→のび太はひみつ道具に頼らず自力で問題解決をした方がいいのを実は知っている - うつつまくら
→夢と現実の間にはギャップが必ずある
ギャップを一歩一歩埋めて夢へ階段を登っていくことこそが人生の営みなのである - のび太ののび太
→失敗しても失敗した結果を元に改善してまた挑戦していく気概が大切 - のび太の模型鉄道
→苦労して作ったモノは喜びも大きい - 四次元たてましブロック
→無計画でもあえて行動する、心配しすぎて行動しない方がもったいないと考える - のび太と雲の王国
→夢を描くことができなければチャレンジすらできない
まずは夢(目標)を自己宣言してみよう。
のび太メソッド
みなさんはのび太にどんなイメージを持っていますか?
- 勉強、運動できない
- 叱られてばかり
- 「ダメなやつ」のレッテルを貼られている
マイナスのイメージが多いと思います。
しかしのび太はこれらを覆すほどの能力の持ち主です。
- 誰よりも心優しく他人のために行動できる
- ひみつ道具を上手に使うための発想ができる
また、ドラえもんが一緒にいることにより大切なことも学んでいます。
ひみつ道具は媒体
- ひみつ道具は自分のいいところを伸ばすモノ
- ひみつ道具は足りない部分を補うモノ
のび太はひみつ道具に頼らず自力で問題解決をした方がいいのを実は知っている
ボクならフエール銀行でお金を増やして…と道具に頼りきりな人生を歩みそうです。
うつつまくら
うつつまくら=夢とほんとをとりかえる道具
夢:秋の新学期初日の朝、夏休みの宿題も終わって朝早く目覚めて予習を始めていた
現実:夏休み最終日、例年通り夏休みの宿題も終わっておらず慌てふためいていた
うつつまくらを使って夢とほんとをとりかえますが、完璧に夏休みの宿題をしたにも関わらず誰からも信じてもらえませんでした。
この事に腹を立てたのび太はうつつまくらを使って再び現実に戻り、夏休みの宿題に取り組むのでした。
出典:ドラえもん てんとう虫コミックス第5巻収録
うつつまくらから学べること
- 夢と現実の間にはギャップが必ずある
- ギャップを一歩一歩埋めて夢へ階段を登っていくことこそが人生の営みなのである
夢は所詮夢に過ぎません。
しかし、夢を現実にする方法はいくらでもあります。
現実にするためには毎日コツコツ階段を一段ずつ登っていくしかありません。
うつつまくらに頼って一足飛びで叶えても意味がないことをこの物語では教えてくれました。
のび太ののび太
野球に誘われていたのにうっかり忘れていたのび太。
ドラえもんと一緒に「時間になったら未来から来た自分に教えてもらう」方法を計画しました。
ところが、毎回タイミングが悪く時間になったら教えてくれる自分のせいでトラブルが続出してしまいました。
計画は完璧だったのですが、普段の自分の行動や周りの行動に考慮をしていなかったため失敗に終わるのでした。
出典:ドラえもん てんとう虫コミックス第9巻収録
のび太ののび太から学べること
- のび太の行動力と反省を活かした対策の考え方
- 失敗しても失敗した結果を元に改善してまた挑戦していく気概が大切
- 即行動するスピードも重要なこと
物語は失敗に終わりましたが、PDCAをするのが大切なことがわかります。
のび太のすごい所は失敗しても諦めずにまた挑戦していく気概と行動力です。
失敗は成功のもとを体現しています。
のび太の模型鉄道
苦労して作った模型鉄道。
スネ夫達に見せにいきましたがスネ夫は10倍以上もある模型鉄道をのび太に自慢しました。
悔しいのび太はドラえもんのひみつ道具を借り、何日も時間をかけてスネ夫が仰天するような巨大な模型鉄道を完成させました。
その後も模型鉄道を作り続けるのび太でしたが、寝台車を作ったことによって一転。
なんと日課が寝台車のベッドで昼寝することになってしまいました。
出典:ドラえもん てんとう虫コミックス第39巻収録
のび太の模型鉄道から学べること
- 苦労して作ったモノは喜びも大きい
- 道具の力を借りれば「自分も何かできる」と信じているからくじけない心をもっている
物語の最後はいつものヲチで終わりますが、学びたいのはくじけずに挑み続ける行動力です。
ひみつ道具の力は借りましたが、道具を使えばもっとすごいモノを作れることを知っているのです。
ボク達の社会で言えば、情報を活用して新たなモノを作り出す能力に当てはまります。
また自身の力で作り上げたことによる大きな喜びを知っているのも素晴らしいですね。
小さな成功を積み重ねることが大事だと教えてくれる物語でした。
四次元たてましブロック
四次元たてましブロック=
自分の部屋でドラえもんと遊ぶのび太。
ドタバタと騒音を出したことによりママに怒られてしまいました。四次元たてましブロックを使って3階建てに建て増して騒音は1階まで届かなくなりました。
四次元たてましブロックが商売に使えることを思いついたのび太はみんなへ部屋貸しをし始めました。
4階、5階と建て増しとどんどん階層が増えて商売繁盛かと思いきや、ママにバレてしまいました。
逃げ切るためにどんどん建て増しをしましたが途中でトイレに行きたくなってしまい、1階までたどり着けず漏らしてしまうのでした。
出典:ドラえもん てんとう虫コミックス第27巻収録
四次元たてましブロックから学べること
- 無計画でもあえて行動する
- 心配しすぎて行動しない方がもったいないと考える
- 今やっていることに全力を尽くす
いつものパターンとヲチではありますが、注目したいのはひみつ道具の応用力と即実践する行動力です。
プロセスに注目しがちだとリスクを恐れて行動できない事が多い現代社会。
あえて先を考えず、行動第一で実践していくことの大切さをこの物語では教えてくれました。
命があればいくらでも挑戦できます。
死ぬ可能性のある大失敗でなければ即行動する気概は必要ですね。
のび太と雲の王国
天国は雲の上あると信じているのび太。
しかしみんなに大笑いされてしまいます。そんなモノはない!と。天国があると証明するために図書館で調べ尽くして神話や童話に書かれているので事実だとドラえもんに説明するのび太。
しかしドラえもんから、それは科学的根拠はないと一蹴されてしまいました。
そこでドラえもんは「じゃあ自分で作ってみたらどうだい?」と提案しました。
こうしてのび太の壮大な雲の王国作りが始まるのでした。
出典:ドラえもん 大長編ドラえもん第12巻
のび太と雲の王国から学べること
- 夢を描くことができなければチャレンジすらできない
- 夢も具体的な目標のひとつ
- まずは夢(目標)を自己宣言してみよう。
- 月にうさぎがいて餅をついている
- 地球は丸い
- 雲は水滴または氷の粒
現代では科学的に証明されていた事象も当時は真逆のことが信じられていた時代はたくさんあります。
偉人達が証明するために人生を捧げて調べ尽くした結果が今現在知らされている情報になります。
人生を捧げるほどの夢をすぐには見つけられないと思います。
しかし夢を語れずに何事にもチャレンジすることはとても難しいのではないでしょうか。
小さな夢でも構いません。夢を声に出して宣言しましょう!
その小さな夢を叶えたらまた小さな夢を見つければいいだけです。
夢も具体的な目標のひとつに過ぎないのですから。
夢をいっぱい叶えた未来はアナタにとって輝かしい人生になっているでしょう。
まとめ:夢や冒険に憧れ続ける心を持ち続けて人生を楽しもう!
- ギャップを一歩一歩埋めて夢へ階段を登っていくことこそが人生の営みなのである
- 失敗しても失敗した結果を元に改善してまた挑戦していく気概が大切
- 苦労して作ったモノは喜びも大きい
- 心配しすぎて行動しない方がもったいないと考える
- 夢を描くことができなければチャレンジすらできない
夢や冒険に憧れ続ける心を持ち続けて人生を楽しもう!
いかがだったでしょうか?
この他にも色々な物語からたくさんのことが学ぶべきことがあります。
ボクはのび太から一番学んだことは以下の点でした。
- 失敗してもチャレンジし続ける精神
- あれこれ考えすぎずに即行動
成功者はすぐ行動します。それこそ瞬足1秒レベルです。
情報過多なこの時代だからこそ即行動が重要なのかわかると思います。
みなさんも「ダメなやつ」のレッテルを貼られているのび太から
たくさんの大切なことを学んで人生を楽しんで生きていきましょう!!
本日もお読みいただきありがとうございました!!