- マルチタスクにこなしているはずが仕事が終わらない
- なにか新しいことはないかと探し回っていて落ち着かない
- なにもやる気が起きない
このような方はマルチタスク脳によって脳が疲れすぎているかもしれません。
脳はマルチタスクができないようになっています。
- 脳はマルチタスクができない!?
→いつもより大量のエネルギーを消費して疲れてしまうから - マルチタスクが作業効率を下げるワケ
→順化から脱するために無理やり新たな情報を得ようとしてしまうから - アナタのマルチタスク脳レベルは?
→4・5レベルはヤバイです。すぐに改善しましょう! - マルチタスク脳から抜け出す方法
→目的をもって正しく良い姿勢によってマルチタスク脳から抜け出せる
マルチタスク脳が作業効率を下げるワケ、抜け出す方法を
超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な”方法から学んだことを元に解説していきます。
脳はマルチタスクができない!?

複数の作業を同時にこなした後って疲れきっていませんか?
それは脳がいつもより大量のエネルギーを消費して疲れてしまうからです。
普段はシングルタスクを心がけましょう。
マルチタスクは本当に忙しいときだけに使う奥の手にしましょう!
マルチタスクが作業効率を下げるワケ
脳が情報に対して慣れることを順化といいます。
- 情報に対して脳が大量消費する
- 情報につかうエネルギー量を削減する(順化)
- 新たな情報を得ようとし神経細胞を活性化させる(脱順化)
脳は自分の意志とは関係なく2と3を繰り返します。
脳は順化から脱するために無理やり新たな情報を得ようとしてしまいます。
無意識に以下のことをしていた経験はありませんか?
- テレビのチャンネルを無意識に変えている
- 会話中でもスマホを何回も確認してしまう
このような場合、マルチタスク脳になっているので抜け出す必要があります。
アナタのマルチタスク脳レベルは?
※レベルが低いほど理想的!
- 休暇日にリフレッシュできる状態
→休日があればすぐに回復する理想的な状態です - なにか面白いことはないかな?と探し続けている状態
→デジタルデトックスを半日~1日実行しましょう - 忙しい、やることがたくさん!と焦りを感じる状態
→自分の仕事以外は手を出さないようにしよう。 - 新しい情報を他人にアピールしてしまう状態
→自覚し辛いです。
1日1つだけその作業に集中できる家事をつくりましょう。 - なにもうやる気が起きない脱力状態
→自覚症状がないです。
まずは環境を変えましょう!
休む間もなく働いている(ワーカーホリック)のはマルチタスク脳のせいです。マルチタスク脳から脱出しましょう!
①休暇日にリフレッシュできる状態
休日があればすぐに回復する理想的な状態です
この状態を維持していきましょう!
②なにか面白いことはないかな?と探し続けている状態
デジタルデトックスを半日~1日実行しましょう。
SNSやスマートフォンやコンピューターといったデジタル機器の使用を自発的に控えていくこと、またその期間のことである。
現代ではデジタル機器やインターネットに費やす時間が増加しているため、こういったデトックスが人気になっている。
出典:Wikipedia デジタル・デトックス
スマホをタッチした瞬間に情報が溢れてくる時代です。
休みの午前中はスマホの電源を切って散歩や筋トレをして情報から離れてしまいましょう!
③忙しい、やることがたくさん!と焦りを感じる状態

自分の仕事以外は手を出さないようにしましょう。
この状態の脳は不必要にしなくてもいい仕事を引き受けていたりします。
自分が本当にやるべき仕事なのか今一度整理してみましょう!
他の人に仕事を任せるのも立派な仕事の一つですよ?
④新しい情報を他人にアピールしてしまう状態
この状態は自覚し辛いです。
まずは自覚することから始めなければなりません。
1日1つだけその作業に集中できる家事をつくりましょう。
アイロン掛け
⑤なにもうやる気が起きない脱力状態

末期です、自覚症状がありません。
この状態なのに気づけたのならばまだ取り返せます。
まずは環境を変えましょう!
気づけない場合は他人に指摘してもらうしかありません。
家族・友人・同僚、誰でもいいので今の状態を見てもらって感想をもらいましょう。
無気力・覇気がないなど言われたならばすぐに環境を変えましょう!
マルチタスク脳から抜け出す方法
- 目的をもって作業をしてみよう
- ①の作業をするときに姿勢を整えてみよう
目的をもって正しく良い姿勢によってマルチタスク脳から抜け出せます。
正しく良い姿勢になると脳の「上頭頂小葉」の機能が高まります。
ブロードマン5野(ブロードマンが52に分割したうちの5番めの部位)と7野(同じく7番めの部位)に該当します。
■5野が扱うのは身体の動きに関する情報
- 手足などの関節運動の情報を組み合わせる神経細胞
- 皮膚と関節の情報を組み合わせる神経細胞
- 手でものをとるときに手を伸ばす運動を担う神経細胞
- 今の自分の身体のイメージをつくる神経細胞
■7野が扱うのは目の動きの情報
- 何かを注意してよく見る神経細胞
- サッケードを司る神経細胞
- 刺激に対して目を向ける受動的な視覚を司る神経細胞
- 動くものを目で追う神経細胞
出典:超すぐやる! 「仕事の処理速度」を上げる“科学的な”方法 菅原洋平先生
上頭頂小葉を適切に働かせることが、
身体と脳をきちんと連携させ行動させ脳の状態を整えて行動力における好循環を生み出すことに繋がります。
上頭頂小葉が働いていないと
- 情報の波に呑まれて正しい情報を扱えなくなる
- つい別のことに目がいってしまう
- 本来やるべき作業に手がつかず残業三昧
となってしまうわけです。
本来やるべき作業に目的をもって正しい姿勢でおこないましょう!
まとめ:マルチタスク脳から抜け出そう
- 脳はマルチタスクができない!?
→いつもより大量のエネルギーを消費して疲れてしまうから - マルチタスクが作業効率を下げるワケ
→順化から脱するために無理やり新たな情報を得ようとしてしまうから - アナタのマルチタスク脳レベルは?
→4・5レベルはヤバイです。すぐに改善しましょう! - マルチタスク脳から抜け出す方法
→目的をもって正しく良い姿勢によってマルチタスク脳から抜け出せる
マルチタスクは本当に忙しいときだけに使う奥の手にしましょう!
マルチタスクができる人=仕事ができる人ってイメージです。
ですが、実際には取捨選択と優先順位付けをしてシングルタスクで高速にこなしているだけだったりします。
マルチタスクの常識を捨ててマルチタスク脳から抜け出しましょう!!
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本日もお読みいただきありがとうございました!!