みなさんは快適な睡眠のために以下のことをやっていませんか??
- 「バタンキュー」できる寝方は、いい睡眠?
→いいえ、慢性的な睡眠不足です。 - 横になっているだけでも体は休まる?
→いいえ、かえって休まりません。 - 休日の寝だめは効果ある?
→いいえ、かえって疲れが抜けなくなります。 - 何度も鳴る目覚まし(スヌーズ機能)はつかっても大丈夫?
→いいえ、ますます朝に起きれない体になります。 - 睡眠時間は「90分サイクル」で考えた方がいい?
→いいえ、単なる平均値です。 - お風呂であたたまるとグッスリできる?
→はい、できます。ぜひ入浴しましょう - 「悪い夢」を見るのはストレスのせい?
→いいえ、夢の内容と精神状態は特に関係ないです。 - 「悩み事」があるから眠れない?
→いいえ、逆になります。 - 生理中に眠くなるのは仕方がない?
→はい、生理現象です。 - 幼いこどもには寝る前に「ベッドで読み聞かせ」をしても大丈夫?
→いいえ、こどもの寝付きが悪くなるのでしないほうがいいです。
なぜ、ダメな(いい)のかを「寝たりない」がなくなる本から学んだことを元に解説していきます。
「バタンキュー」できる寝方は、いい睡眠?

いいえ、慢性的な睡眠不足です。
普通は目を閉じてから眠るまでに10分ほどの時間がかかります。
「バタンキュー」な寝方は睡眠不足の兆候なのです。
まずは1日15分早く寝てみましょう!
横になっているだけでも体は休まる?
いいえ、かえって休まりません。
ベッドに入って15分で眠れなかったら、その後1時間は眠れません。
これは人間の大脳が発達しすぎているために起こるものです。
仕組み上仕方ないのです。
ベッドから出て、眠気のサインが出てくるまで他のことをしましょう。
(例:本を読む、ストレッチをする)
眠れないときほど
- このまま眠れなかったらどうしよう
- こんなことで悩んでいるのは自分だけ
と不安に思うことがありますよね?
これはノルアドレナリンが減っていないだけなのです。
ですので
✕:どうしよう眠れない
○:なんだ、まだノルアドレナリンが減っていないだけか
と開き直ってのんびり時間を経過させましょう。
休日の寝だめは効果ある?
いいえ、かえって疲れが抜けなくなります。
人間の身体は眠りをストックすることはできないようになっています。
寝溜めをするのならば、起床時間は変えずに少しでも早く寝ましょう。(早寝)
休日の寝溜めは平日の睡眠不足を取り戻すためにやっているものです。
もし休日に寝だめをするのならば
- 平日同じ時間にいったん起きる
- カーテンを明けて部屋を明るくする
- そして二度寝する
この方法をおすすめします。
人間の生体リズムにより脳に朝の光を感知させる必要があるのです。
人間の生体リズムについて
生体リズムは、今日の取り組みで未来が変わります。
今日早起きしたことによって明日以降の起床時間や身体の快適さが変わってきます。
まずは実践してみましょう!!
何度も鳴る目覚まし(スヌーズ機能)はつかっても大丈夫?
いいえ、ますます朝に起きれない体になります。
スヌーズによって睡眠の終了時間が脳を判断できなくなってしまうのです。
自分で決めた時間に中々起きる事ができない人は以下の方法を試してみてください。
「明日は○時に起きる」と3回唱えてから寝てみましょう。
研究の成果で6割程の人がスッキリ起きられたと体験したことが明らかになっている方法です。
ぜひ今日からやってみてください!
睡眠時間は「90分サイクル」で考えた方がいい?
いいえ、単なる平均値です。
睡眠のサイクルは80分~120分と人によって幅があるのです。
昼間、どのように過ごしたかで睡眠は設計されます。
90分サイクルに囚われない睡眠をとりましょう。
お風呂であたたまるとグッスリできる?

はい、グッスリできます。ぜひ入浴しましょう!
グッスリと深い睡眠をとるには体温が高いところから急激に下がることが大事です。
そのために、入浴後1時間~2時間を目安にベッドに入りましょう。
この時間が体温が急激に下がっていくタイミングとなります。
「悪い夢」を見るのはストレスのせい?
いいえ、夢の内容と精神状態は特に関係ないです。
悪い夢を見るのは、イヤなことを忘れるためだと言われています。
ですので深刻に気にする必要はありません。
■以下のような目が覚める夢には注意!
- 大声あげて目が覚める
- 汗をびっしょりかいて目が覚める
- 心臓がドキドキした状態で目が覚める
このような目の覚め方が2週間続く場合は注意が必要です。
ストレスや精神に過大な負荷がある可能性がありますので他人に相談したりしましょう。
「悩み事」があるから眠れない?
いいえ、逆です。
「眠れない」から余計なことを考えて更に眠れなくなります。
睡眠は生理現象です。
まずは体づくりから始めましょう!
■睡眠の良しとされている体づくり
- 起きたら朝の光を浴びる
- お昼に1分の仮眠をとる
- 夕方に仮眠は絶対にとらない
- 寝る前に入浴をし体温調整をする
生理中に眠くなるのは仕方がない?
はい、生理現象です。
「月経のリズム」と「睡眠のリズム」は深く関わり合っているためです。
■生理前後の体調をよくするポイント
月経後1週間の睡眠を充実させよう
幼いこどもには寝る前に「ベッドで読み聞かせ」をしても大丈夫?

いいえ、こどもの寝付きが悪くなるのでしないほうがいいです。
これは「読み聞かせ」と「睡眠」が別の作業だからです。
ベッドの役割は睡眠をとる場所なのです。
ベッド=寝る場所と脳に記憶させてあげましょう。
まとめ:快適な睡眠方法を覚えよう
- 1日15分だけ早く寝てみよう。
- ベッドに入って15分で眠れなかったら、その後1時間は眠れない。
ベッドから出て、眠気のサインが出てくるまで他のことをしよう。 - 寝溜めをするのならば、起床時間は変えずに少しでも早く寝よう。
- 寝る前に「明日は○時に起きる」と3回唱えてから寝てみよう。
- 90分サイクルに囚われない睡眠をとろう。
- 入浴後、1時間~2時間を目安にベッドに入ろう。
- ベッド=寝る場所と脳に記憶させてあげよう。
ボクは90分サイクル論は信じており実践していました。
睡眠方法も研究されてもっと良い方法があるのだと痛感しました。
みなさんも今までの認識を改めて最高の睡眠を手に入れていきましょう!!
本日もお読みいただきありがとうございました!!