クラブツーリズム、ネット会員約432万件の名前や住所が漏れた可能性。パスワードとカードは含まれず
📌 今日のポイント
- 🔴 クラブツーリズムを名乗る連絡で、カードやパスワードは答えない
- 🟢 ブログを持つ人は、AI 学習の断り方が1つで済む流れに
- 🟢 Copilot は、モデルより「頑張り度」を選ぶ形に
- 🟢 AI への手順書は、迷った時の判断基準を書く所から
⚠️ 注意:クラブツーリズム、ネット会員約432万件の名前や住所が漏れた可能性。パスワードとカードは含まれず
旅行会社のクラブツーリズムは10月31日、サーバーへの不正アクセスで、ネット予約の会員として登録された情報約432万件が外へ漏れた可能性があると公表しました。10月30日の朝5時45分に気づき、通信を断ちました。対象は名前・住所・電話番号・メールアドレス・生年月日・国籍・会員 ID・緊急の連絡先などで、ネット会員に登録したことがない人は対象外です。ログインのパスワード、パスポート、クレジットカード、口座番号は含まれていません。ホームページは止めて調べていて、対象の人には順に連絡するそうです。
尚の目線
この会社を名乗る電話やメールでカード番号やパスワードを聞かれても答えず、本物かどうかは会社の特設の窓口で確かめましょう。
同じパスワードをほかでも使っていたら、この機会に変えるのがおすすめです。
出典:クラブツーリズム
💼 仕事:OpenAI・Google・Microsoft、「AI の学習に使わないで」を共通の書き方1つで受け取る仕組みに対応へ
サイトの文章を AI の学習に使ってほしくない時、これまでは GPTBot や Google-Extended など、会社ごとの名前を robots.txt(読み取りを許すかを書くファイル)に並べる必要がありました。OpenAI・Google・Microsoft は10月30日、共通の書き方1つで複数の会社にまとめて伝えられる仕組みに対応すると発表しました。中身は、Anthropic の担当者が同じ日にインターネットの標準を決める団体 IETF に出した草案に書かれていて、Anthropic も実装を進めています。目指す時期は OpenAI が数か月以内、Google が2027年で、Microsoft は2027年2月1日から読み取りを始めます。クロールを止める指定ではなく、草案もまだ正式な標準ではありません。
尚の目線
ブログを持つ人は、自分のサイトの「/robots.txt」の中身を AI に貼り、「学習を断っているか、検索には出られるか」を読ませてみてください。
出典:OpenAI(英語)/Google 検索セントラル(英語)/ITmedia NEWS
🧰 道具:GitHub、Copilot がモデルを選んで組み合わせる「Copilot Fusion」を正式に提供
GitHub は10月28〜29日の年次イベント GitHub Universe で、AI でプログラムを書く道具 Copilot に、仕事に合わせてモデルを選んだり組み合わせたりする「Copilot Fusion」を発表し、正式に提供しました。使う人はモデル名ではなく、Standard・High・Max の「頑張り度」を選びます。いちばん軽い Standard は無料の Copilot Free でも使え(High と Max は Pro+ 以上)、VS Code・JetBrains・Copilot CLI・Copilot アプリで動きます。料金は使ったモデルの分だけで、有料プランは11月30日までモデルの料金が30%引きです。
尚の目線
どのモデルを使うか迷っている人は、ふだん AI に頼む作業を5つ書き出して AI に渡し、「速さで選ぶ物」と「考える深さで選ぶ物」に分けてもらうのがおすすめです。
💬 話題:「AI エージェント向けの業務手順書の設計方法」が688人にブックマークされて広まる
データ活用を支援する会社・風音屋のブログが10月30日に出した「AIエージェント向けの業務手順書(Agent Skills)の設計方法」が、11月2日朝の時点ではてなブックマークで688人にブックマーク(保存・共有)されて広まりました。日程調整を例に、最初に苦労するのは業務の手順より「判断基準の言語化」だと書いています。答えが1つに決まる処理はプログラムに任せ、AI には判断だけをさせます。取引先へのメールのように社外に出る物は、AI が自動で送らない作りです。
尚の目線
手順書を作るなら、AI に「僕が迷った時の判断の基準を聞き出して」と頼み、出てきた基準を3つ書き残す所から始めてみてください。
出典:風音屋 TechBlog
📎 短信
- 🗞 ChatGPT に、暴力に強くこだわる様子が見えた会話を自動で終える仕組みなどが、数週間のうちに順に入り始めます。18歳未満の利用者には、武器の実用的な情報も絞ります。
- 🗞 暗号資産の追跡を手がける Chainalysis は、攻撃者が AI エージェントの技術で社内の道具に入ったと公表しました。今のところ見られたのは利用者の名前やメールアドレスなどです。