年々ITエンジニアの需要が増えてきていますね。
インフラエンジニアという職種はみなさんご存知でしょうか?
プログラマーやシステムエンジニアに埋もれてあまり聞き慣れない方もいるのではないでしょうか。
そんな方へインフラエンジニアの詳細を説明していきます。
- インフラエンジニアのお仕事ってなんだろう?
- インフラエンジニアの年収や将来性
- インフラエンジニアのメリット
・日勤、夜勤の交代制の勤務
・土日・祝日が出勤の現場もある
・緊急時の顧客対応は焦ってストレスになりがち - インフラエンジニアのデメリット
・未経験者でも安心の運用・保守業務
・夜勤・休日帯は緊急障害がなければまったりな現場が多い
・夜勤や土日・祝日が出勤の場合月の休みが多い
ではいってみましょう!!
インフラエンジニアのお仕事ってなんだろう?
インフラってそもそも何を指しているのでしょうか?
■インフラとは
- 生活を支える基盤。デジタル領域では、電力とネットワークを特に指す。
“公共”インフラの場合
電気・水道・ガス・道路・鉄道などを思い浮かばていただくと分かりやすいと思います。
なくてはならない存在ですよね。
ITインフラエンジニアの場合は
- サーバ
- ネットワーク
を構築・運用・保守するのが仕事になります。
※中小企業によっては要件定義・設計の上流工程にも関われたりします。
サーバ、ネットワーク両方の知識は必要ですが現在は特化型になっており
- サーバエンジニア
- ネットワークエンジニア
と分類される事が多いです。
サーバエンジニア
画像のような光景を思い浮かべた方も多いのではないでしょうか。
YouTubeを例にすると
- YouTubeの動画を保存している大型パソコン
- YouTubeのアカウントを管理・保管している大型パソコン
- YouTubeのコメントを・・・以下略
まだまだたくさんありますが、このような役割をしているのがサーバです。
普段の生活になくてはならない存在です。
このようなサーバを
- 作る
- 安定して稼働させる
- トラブルがあった時は早急に復旧させる
のがお仕事になります。
ネットワーク
- スマホでツイッターを見る、つぶやく
- 自宅のパソコンでYouTubeを見る
- テレワークで会社のシステムにつないで仕事をする
いずれもネットワークがつながっていなければできません。
それほど現代社会ではネットワークの存在が当たり前になりました。
このようなネットワークを
- 作る
- 安定して稼働させる
- トラブルがあった時は早急に復旧させる
のがお仕事になります。
インフラエンジニアの年収
平均480万円が相場となっています。
また、未経験の場合は295万円が相場のようです。
■ボクの会社(SES事業)の場合
- ボクの年収:438万円の見込みです。
※手当や福利厚生含まず(2020/8月現在)
→案件の月単価(58万円)×63%の報酬
- 未経験の方の年収:288~324万円の見込みです。
※手当や福利厚生含まず(2020/8月現在)
→案件の月単価(40~45万円)×60%の報酬
将来性
実務経験やスキルを身につける事により650万~800万は稼げます。
更に年収アップを目指す場合は
- 大手企業の社内SE
- フリーランス化
を視野にいれましょう!
1,000万円超えも見えてくるでしょう。
インフラエンジニアのデメリット
- 日勤、夜勤の交代制の勤務
- 土日・祝日が出勤の現場もある
- 緊急時の顧客対応は焦ってストレスになりがち
日勤、夜勤の交代制の勤務
24時間365日サービスが稼働しているシステムの現場はほぼ交代制の勤務です。
周りが土日でゆっくりお休みの中出勤しなければなりません。
これに耐えられない人は厳しいです。
土日・祝日が出勤の現場もある
日勤・夜勤の話の続きにもなります。
24時間365日サービスが稼働しているシステムであれば当然、土日・祝日も対象です。
この点も考慮しなければなりません。
緊急時の顧客対応は焦ってストレスになりがち
大体顧客から電話やメール・アラートが鳴った場合は緊急イベントです。
- サービスが止まったぞ!どうなっているんだ
- 早く直せ
- 事情を説明しろ!詳細をよこせ
稀によくある光景だったりします。
慣れるまでストレスで胃が痛くなる日々かもしれません。
インフラエンジニアのメリット
- 未経験者でも安心の運用・保守業務
- 夜勤・休日帯は緊急障害がなければまったりな現場が多い
- 夜勤や土日・祝日が出勤の場合月の休みが多い
未経験者でも安心の運用・保守業務
未経験者の場合は運用・保守業務を受け持つことが多いです。
- ネットワークが切断されていないか疎通確認
- サーバに異常がないかログの確認
- 月次レポートを作るための資料集め
など簡単な仕事から任されます。
簡単とは言ってもサーバ上でコマンドを打ったりするなど初めての事ばかりなので新鮮な気持ちで仕事ができます。
クリックひとつでトラブルも招くので最初は緊張の連続で楽しめます。
楽しいと感じていたのはボクだけですかね?
夜勤・休日帯は緊急障害がなければまったりな現場が多い
夜間・休日は顧客が仕事をしていないため、まったりな現場が多いです。
※海外拠点の運用・保守の場合は除きます。
やる事さえ終えてしまえば暇な時間を過ごすことができます。
■時間の有効活用をしよう
- 読書をする(Kindleの持ち込みOKなとこだとベスト)
- 資格の勉強をする
- スマホ持ち込みOKな現場はプログラミングの勉強や副業などなど
自己投資の為にもスキマ時間で勉強しちゃいましょう。
データセンター系はスマホ類はセキュリティ上NGなとこが多いため注意です。
夜勤や土日・祝日が出勤の場合月の休みが多い
日勤フルタイムの人に比べると拘束時間が長いため休日数が多いです。
平日に外出もできるので人混みを気にする必要がなくなります。
■ボクの場合(2020/8月の稼働)
- 出勤日数:17日(水木金土の週4)
- 勤務時間:152時間(休憩と残業含まず)
→水木金:9時間(内、1時間休憩)
→土:12時間(内、1時間休憩)
毎週の休暇3連休は引きこもってブログとゲームをしてました。
まとめ:インフラエンジニアは縁の下の力持ち
インフラエンジニアには2種類ある
- サーバエンジニア
- ネットワークエンジニア
どちらもなくてはならない存在である
■デメリット
- 日勤、夜勤の交代制の勤務
- 土日・祝日が出勤の現場もある
- 緊急時の顧客対応は焦ってストレスになりがち
■メリット
- 未経験者でも安心の運用・保守業務
- 夜勤・休日帯は緊急障害がなければまったりな現場が多い
- 夜勤や土日・祝日が出勤の場合月の休みが多い
以上、現役インフラエンジニアがご説明させていただきました。
プログラミングばかり世間に注目されていて本業の自分には寂しかったりします。笑
しかしなくてはならない存在です。
インフラエンジニアに興味が湧いた方はぜひ目指してくださいね。
本日もお読みいただきありがとうございました!!